Toefl IBTについて!
皆さんこんにちは。
ケビンです。
今日のテーマはTOEFL IBT試験です。
今回から数回にわたりTOEFL IBT試験について書いていこうと思います。
この試験がなかなかのくせ者で英語力に自身のある方でも対策を講ずる必要があります。理由は次回以降説明します。
私自身はTOEFL IBTを合計3回受験しまして、3回目に目標である80点に到達することができましたので、次回以降は勉強方法なども書いていこうと思います!
目次
1.TOEFL IBTってなに?
概要、試験構成、開催回数、受験開催地、受験費用など。
2.どこの国に行くのに必要なの?
アメリカ合衆国?イギリス?オーストラリア?
3.IELTSとの違いはなに?
4.TOEICで交換留学には行けないの?
5.皆さんにどうしても言いたいこと
それでは皆さん宜しくお願いします。
1.TOEFL IBTってなに?
概要、試験構成、受験回数、受験開催地、受験費用など。
・TOEFL IBTの概要
ETS®TOEFL®のホームページに以下のように記載してあります。
「TOEFL iBT® テストは、大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定します。さらに、Reading、Listening、Speaking、Writingの各スキルを組み合わせて、学術的な課題を遂行する能力も評価します。」
これからわかるように、大学レベルの英語力を測定する試験です。この試験は大学などの公的機関が受け入れをするのに、英語力を証明するツールとして使います。また技能が4つあり一般的なTOEICの試験と比較して、SpeakingとWritingが加わります。TOEFL IBT試験の特徴としては、全部パソコンなんですよね。ReadingもListningもSpeakingもWritingも。パソコンのマイクに向かってSpeakingします。なお、録音した音声を後日採点する形式ですので、外人と話したくないと思う人はご安心ください笑。
・試験構成
問題のセクションは以下の通りです。
TOEFL iBT テストのセクション
セクション | 制限時間 | 問題 | 課題 |
---|---|---|---|
Reading | 60~80 分 | 36~56 問 | 学術的な文章の抜粋を 3 または 4 パッセージ読んで質問に答える |
Listening | 60~90 分 | 34~51 問 | 講義、授業中の討論、会話を聴いた後に質問に答える |
休憩 | 10 分 | — | — |
Speaking | 20 分 | 6 課題 | 身近なトピックについて意見を述べる。リーディングやlisteningの課題を基に話す。 |
Writing | 50 分 | 2 課題 | リーディングやlisteningのタスクを基にエッセイ形式の答案を書く。意見を支持する文章を書く。 |
出典:https://www.ets.org/jp/toefl/ibt/about/content/
TOEFL IBT試験は非常に長いんです!
全部で4時間以上あります!(TOEICの倍ですね笑)
ReadingとListeningとで時間にばらつきがありますが、これはダミー問題といって受験者のレベルを測定するために使うもので、毎回ReadingかListningのどちらかに加わります。得点には影響されないようです。
・開催回数、受験開催地
これは読者の皆さんがどこに住んでいるかによって変わります。
東京などの関東圏は1週間に1回程度開催されます。下のリンクより確認できますので見てみてください!
https://v2.ereg.ets.org/ereg/public/workflowmanager/schlWorkflow?_p=TEL
なお、TOEFL IBTは、1回受験すると12日間受験することができませんので、大学にスコアを提出しないといけない期限が近づいてきて慌てて何回も受けるなんてことはできません。前もって計画的にスコアを獲得するようにしましょう!(なんで私がこのことを記載したかというとまさに私が上のことをしようとしてダメだったからです笑)
・受験費用
上のリンクからも確認できると思いますが、1回235ドルです。2019年7月で平均して108~109円/ドルですので、25,500円前後かかります。
とにかく高いんです!
私は3回受験したので、8万円近く課金していることになります。トホホ。
2.どこの国に行くのに必要なの?
アメリカ合衆国?イギリス?オーストラリア?
公式サイトを確認したところ、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、イギリスやその他の国でもこの試験を採用しているようです。交換留学先の学校がTOEFL IBTなのかIELTSなのかは、各大学で受け入れる試験とスコアを詳細に記載していることが多いですので、前もってしっかり確認してください!場合によっては、各セクションで最低限のスコアを求めることがあります(e.x.Speakingで15点以上など)ので注意してください。
3.IELTSとの違いはなに?
TOEFL IBTと似たような試験にIELTSがあります。
IELTについては、、、
受けたことないので知りません!!!笑
どっちが受けやすいのかは自分で判断することをお勧めします。確かIELTSは、対人で面接を行います(Speaking)。基本IELTSはイギリス英語だったと記憶しておりますので、癖がつよいですね笑。これが嫌な人はTOEFL IBTがよいでしょう。
4.TOEICで交換留学には行けないの?
日本では、TOEICが英語能力を測定する指標の1つとして使われます。TOEIC自体は英語の能力を測定する試験としてめちゃめちゃ良い試験だと考えています。しかし、結論から申し上げます。
TOEICは交換留学には使えないことがほとんどです。
TOEICの難易度や海外での普及率を考えたら当然のことで、英語非ネイティブでも高得点が取れる試験を導入しても意味がない、かつ自国でTOEFL IBTやIELTSといったしっかりとした試験があるのにわざわざTOEICを受け入れの指標とするのは無駄と考えているからでしょう。ですので、留学に行くなら迷わずTOEFL IBTまたはIELTSを選択しましょう。
5.皆さんにどうしても言いたいこと
これまで簡単にTOEFL IBT試験について解説しましたが、どうしても言いたいことが1つだけあります!それは、、、
値段が高くても、英語の勉強してなくてもとにかく1回受けてみろ!!!
ということです。
TOEFL IBTの試験は独特の雰囲気があります。これについては後日解説しますが、TOEICを想像していたら全く違います。あの臨場感を味わってから試験勉強をすることを圧倒的にお勧めします。また、英語を勉強してから受けようなんて思っていると、いつまでたっても勉強しませんし、1回試験受けてぼこぼこにされてから勉強するとよいでしょう。こんなに英語できない自分なんてと、勉強しなかった自分の過去を恨みます笑。僕は1回目勉強せずに高を括っててぼこぼこにされました。今でもあの時のことを鮮明に覚えています。
みなさん、いかがでしたでしょうか。
TOEFL IBTシリーズは数回にわたり説明しますのでぜひ見てください!
参考文献
https://www.ets.org/jp/toefl/ibt/about/