留学のメリットについて分析してみました② 他の文化を知ることができる!
皆さんこんにちは。
ケビンです。
前回に引き続き、留学のメリットについてまとめております。
前回は留学に行くことにより、言語学習の時間を(日本にいるよりも)格段に確保できるというメリットを説明しました。それと同時に留学に行く期間はどれくらいが望ましいのかということも、勉強時間の確保という観点から解説しました。よろしければ、前回の記事についてもチェックしてみてください。
今回は、留学の長所の第二弾として、僕の考えをまとめてみようかと思います。
それではみなさん、よろしくお願いします。
あくまで、留学に行く前の一個人としての考えですので、留学に行く間に変わってくるかもしれません。
ただ、今のうちに言語化することによって、僕の留学に活かせるのではないかと考えているため、現段階でブログにしております。
1.そもそも旅行で文化を知ることはできないの?
留学のメリットして、海外の文化の中で生活できることだと考えております。
つまり、日本以外の文化を学ぶことができるということです。
時々、海外旅行に行くことで文化を学ぶことができる、と言っている人がいますが、私は旅行程度では文化を知ることができないのではないかと考えております。確かに旅行の程度にもよるでしょう。バックパッカーのような旅行でしたら、もしかしたら可能かもしれません。ですが、今回は一般的な旅行を想定しております。
文化を知るには、現地の人たちと一緒に生活をし、一緒にご飯を食べ、会話をしてその人や国のことを詳しく聞く。こうすることでしか文化を学ぶことができないのではないでしょうか。
具体的に考えてみます。
例えば皆さんが卒業旅行に行く、または行った時のことを思い出してください。
航空券とホテルを予約して、パスポートなどの荷物を用意して出かけます。
現地の空港に到着して、タクシーで移動して、ホテルで泊まり、観光して、今時海外でもネットにつなげるので、撮った写真をInstagramに投稿します。だいたい1週間程度滞在して、日本に帰ってきます。
さてこれで文化を知ることができるのかという話です。
僕自身は、海外に複数回行きましたが、あとから考えて文化を学べたかというと学べなかったと思います。まあ、楽しかったから良いんですけどね(笑)。
(こういう旅行が悪いというわけではございません。あくまで、文化を学ぶという一点において議論をしているだけです。)
ということで、現地の人と一緒に生活することでしか、文化を知ることができないのではないでしょうか。
2.異文化理解により日本を客観的に観察することができる。
僕は、他国の文化を知ることの最大のメリットは、日本をまた日本の文化を再評価できる点にあると考えております。いわゆる価値観が変わったや世界を見る目が変わったともいうことができるでしょう。
日本の文化を知るためには、外部の文化を知る必要があります。
差異を知ることが、文化の理解には、必要不可欠なのではないでしょうか。
具体的に話をします。
例えば、皆さんが社会人になって働き始めたとしましょう。
働いたら最初はわからないことばかりで、メールの書き方すら難しい。最初はわからないことだらけで、先輩にキャッチアップするので忙しい。次第に慣れてくると、周りから仕事を任されるようになり、帰宅時間が遅くなります。会社の飲み会や接待で忙しくなるでしょう。
で、そういう人たちは決まってこういうことを言います。
「学生のうちにもっと遊んでおけばよかった」って。
大学生の時なんかは時間が有り余っていたわけです。つまり、学生の目線からは、時間というものはありふれて、ただ流れていくものであったわけです。もちろん、学生の間には時間があることのありがたみがわかりません。
ところが社会人になって、時間は足りないものだと気づく。
ここで、何が言いたいのかというと、社会人になるという、外部の世界に出ることにより、学生時代というものを評価できるようになったのです。
これが、文化理解という面でも同様のことが起こるのではないかと思います。
つまり、無理やり外部の世界に出ることにより、自分のもとの居た世界を客観的な目でみることができるようになるのです。
それこそが、異文化を理解することの最大のメリットなのではないでしょうか。
3.自分の常識が常識でなくなり、あたりまえを疑う力がつく。
では、自分の文化を客観的にみることによりどんなメリットがあるのでしょう。
それは、自分の常識が常識ではなくなること、なのではないかと思います。
自分が今まで、当然だと思っていたことが当然でなくなる。
あたりまえのことがあたりまえでなくなる。
ということは、日本でのあたりまえに疑問符が付くわけです。
海外でこうだったのに何で日本ではこうなのだろう。
海外では、こういう考えをしている人が多いのに何で日本人はこういう考えをするのだろう。
当然逆もあり得ます。
日本ではこうなのに、なんで海外ではこうなんだろう。
日本ではこんなに便利なのに、なんで海外だとこうなのだろう。
他の文化を知ることにより、今までの常識が覆された結果、常にあたりまえを疑う力がつくのではないでしょうか。
そうなれば、今と違った考え方になるかもしれません。
自分にとって、日本よりベストな居住地が見つかるかもしれません。
そして、仕事のチャンスができるかもしれません。
これこそが異文化を知ることの最大のメリットなのではないかと思います。
まとめ
以上をまとめると以下のようになるかと思います。
①他の文化を知るためには現地の人と一緒に生活をする必要がある。
②異文化を知ることにより、日本を客観的な視点で評価することができるようになる。
③そして、常識を疑う力がつく。
ま、海外で生活したことのないただの学生の意見ですが(笑)
留学から戻ってきたらどんな考え方が変わるの楽しみですね。
それでは、みなさんここまでありがとうございました。