カリフォルニア交換留学日記

英語の勉強方法、筋トレ、洋画・洋楽やカリフォルニアの現地生活についてつぶやくブログです

TOEFL IBT 傾向と対策 僕がやった3つの方法~Listening編~

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

今回から4回にわたり、TOEFL IBTの傾向と対策についてまとめていこうと思います。

 

今回は、TOEFL IBTのListeningセクションでどのような問題が出題されるのか、また僕がListening対策として何を行ったのかを書いていこうと思います。

 

僕自身としては、3か月と少しで8点から21点まで上げることができましたので、勉強方法としてはある程度問題ないかと思います。

 

 

1回目の成績

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3回目の成績

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1.実際に出題される問題

まずはこちらのビデオをご覧ください。

 


TOEFL listening practice test with answers: Test 1 (2019)

 

お疲れさまでした。

 

皆さんは、どんな感想を持ったでしょうか。

たぶんほとんどの方は、長すぎて聴くのをやめてしまったのではないかと思います。

 

TOEFL IBTは本当にこんな感じで60分から90分は格闘しなければなりません。

なので、かなりの集中力も求められます。

 

 

2.出題される問題の分析

問題構成

さて、今回はTOEFL IBTの公式問題集に掲載されている、問題解説のページをもとに皆さんに解説していこうかと思います。

 

出題される問題形式については、以下のように記載されております。

①3分~5分で500~750字の講義が4~6つ

②3分で12~25回のやり取りの会話が2~3つ

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問題の流れとしては、②→①→①という流れです。

会話(5問)→講義1(6問)→講義2(6問)で全部で17問になります。

これを1つの流れとして、2~3回繰り返されます。

 

なぜ、2~3問とばらつきがあるのかというとダミー問題がある時があるからです。

ダミー問題とは、受験者の実力を測定するために出題される問題で、成績には反映されない問題です。ReadingまたはListeningのどちらかに毎回出題されます。

 

なので、全部で34~51問ということになります。

 

会話形式の問題

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会話形式の問題の特徴としては、学生と教授、学生と大学の職員との会話で進められていきます。

学生が教授にあることを頼んでいる。

学生が困って大学の職員に尋ねている。

 

などの問題が多いと思います。

 

講義形式の問題

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 講義形式の問題では、教授があるトピックについて話をします。

話す内容としては、よくある大学の授業の一部分であることが多いです。

例えば、経営学、経済学、細胞学、宇宙学、歴史や哲学などがあげられます。

 

Listeningセクションで求められる3つ能力

・Listening for basic comprehension

・Listening for pragmatic understanding

・Connection and synthesizing information

 

 

 

・Listening for basic comprehension

これは、基本的な全体の流れを聞き取る能力です。

 

皆さんは、先ほどのyoutubeの問題を聞いて気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、そこまで細かいところを聞かれることはあまりなかったのではないでしょうか。

 

あくまで、全体的な流れを聞くことが多いです。

 

例えば

Why does the student go to see the professor?

What is the talk mainly about?

みたいな感じです。これは17問くらいのうち3問くらいは出てくるかなと思います。

 

 

思っているよりも簡単なことを質問してくることが多いですね。

 

 

 

・Listening for pragmatic understanding

実用的な理解をできるかどうかを確認するものです。

 

これは何かというと、話し手が何を意図してその文章を発言したのかなどといった感じですね。

 

例えば、

Listen to Track XX to answer the question.

Then answer the question.

e.g. Why does the professor ask this?

 

みたいな感じです。

これは聞かれるときにもう一度再生されるので、点を取りやすい部分になるかなと思います。これが17問のうち4,5問くらい出てくるかなという感じですね。

 

・Connection and synthesizing information

これは、おもに上記以外で会話や講義の内容を質問してくる個所になります。

 

具体的には、

・Why does the professor tell a story about his friend who went to medical school?

・What is the key feature of sustainable water system?

 

みたいな感じです。

話の流れだけでなく、講義の重要なところを突っ込んでくる感じです。

これが、17問のうち10~11問くらい出てくるかなという印象です。

 

 

参考文献

The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, Fifth Edition

The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, Fifth Edition

 

 

 

3.僕が行った対策

 Listening力を簡単に上げる方法はない

まず、皆さんに確認したいことがあります。

それは、上にも書いてありますように、簡単にListening力を上げる方法はないということです。数週間単位でという意味です。

 

おそらくすぐに聞き取れるようにはならないでしょう。僕自身英語力アップのため、いろいろなサイトを見てきましたが、すぐに上がるような方法は見当たりませんでした。あっても、なんか胡散臭いサイトばかりで信用できませんでした。

 

すぐに英語力を上げたいんだ!という方はこちらのサイトは向いていないかもしれませんので、ほかのサイトを探した方がよいと思います。

 

 このブログの読者の方ならわかるかと思いますが、僕たちは0歳という小さい時から日本語を母国語として聞いてきて、しっかりと聞き取れるようになるまでにおそらく3,4歳くらいまでかかっているかと思います。それくらいの期間をかけているのに、

 

「たった数週間で英語が聞き取れるたった3つの方法」

 

みたいなのって冷静に考えればおかしいとわかるかと思います。

 

Listening力を上げるための効果的な方法

以上より簡単にはListning力は上がらないということを踏まえた上で、僕が効果的だと思う方法をいくつか紹介します。

 

シャドーイング

はい、みんな大好きなシャドーイングです。

僕の場合は、TEDを使ってシャドーイングを行っておりました。

もちろん、TOEFL IBTの問題を使用しても大丈夫かと思います。

 

TEDの利点

・自分の好きなテーマが必ず見つかる

・講義形式に近い

TOEFL IBTの講義と同じくらいの時間の動画が多い

 

以上の3つの理由から、TEDを使ってシャドーイングをしました。

 

シャドーイングのメリット 

 シャドーイングのメリットとしては音声知覚の自動化という点にあります。

ちょっと聞きなれない言葉が出てきましたね。

 

音声知覚とは、簡単に言うと、単語を聞き取ることです。

 

人間は言語を理解するうえで、以下の2つのプロセスを経ます。

音声の理解→意味理解

 

まず、言葉を認識して、意味を理解するというわけです。

僕たち日本人は、この音声知覚を日本語に関して、自動化できているため、

「リンゴ」という言葉を聞いて、リンゴという単をと思い浮かべる必要はありません。

 

しかし、英語に関しては、まだ音声知覚の自動化ができていないため、いちいち単語を認識する必要があるのです。

 

そこで、シャドーイングはこの音声知覚を自動化することを目的とします。

そのためには、シャドーイングをしようと決めた教材を少なくとも100回以上することが必要です!

 

少なくとも100回です!

 

ちょっと多すぎない?と思った方でも、だまされたと思って100回は必ずしてください。覚えなくてもよいですが、100回くらいから効果が出てきます。

 

100回くらいシャドーイングすると、もう何も考えずに音を認識できるようになるため、これくらいまでをしないと逆に意味がありません。

 

10回でやめても効果はあまりないでしょう。

 

いままで、シャドーイングをしてきた方で10回程度で教材を変えてListenign力が伸びたという方は少ないでしょう。それは、音声を自動で認識するまで、耳が慣れていないからです。

 

ですので、これと決めた教材については、100回シャドーイングするまで、変えないようにしましょう。

 

参考文献

英語学習2.0

英語学習2.0

 

※岡田さんが本を出す前に、ルシュカさんという方が同じようなことを言っており、僕の英語勉強の参考にしました。

 

 

Listening力を上げるにはReadingの能力をつけよう

Listening力を上げる効果的な方法がもう一つあります。

それはReading力も強化することです。

 

それはなぜでしょうか。

それは、Readingで理解できるスピード以上のものを聞き取っても理解できないからです。

Readingは目で見て英語を理解します。

一方Listneingは耳で聞いて理解します。

どちらがより英語を処理しやすいかといわれたら目かと思います。

 

Readingは音のつながりを意識する必要がありません。

音に意識を集中しなくてよい分じっくり読むことができます。

したがって、目で見る方が処理速度が速いのです。

 

したがって、以下の不等式が成り立ちます。

 

Listeningの処理速度<Readingの処理速度

 

したがって、Readingの処理速度を上げない限りReadingの処理速度を上げることはできないのです。

 

そこで次回はTOEFL IBTのReading問題の傾向と対策、読む速さを上げる方法について解説していきたいと思います。

 

公式問題集の反復

僕は公式問題集を数回転させました。

1回といても忘れることが多いので、数回くらいは回したかと思います。

以下の公式問題集に5回分くらいの試験があるので、参考にしてみてください!

 

The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, Fifth Edition

The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, Fifth Edition

 

 

また、これまでの過去問をまとめた問題集もあるので、こちらも参考にしていただければと思います。

 

Official TOEFL iBT Tests Volume 1, Third Edition

Official TOEFL iBT Tests Volume 1, Third Edition

 

 

 

まとめ

Listening力を上げる効果的な方法

 

・Listening力を1~2週間で画期的に上げる方法はない。

シャドーイングを1つの教材につき少なくとも100回は行う。

・Listening力を上げるにはReadingの速さを上げる必要がある。

 

皆さんいかがだったでしょうか。

今回はTOEFL IBTのListeningについてしっかりと解説したつもりです。

 

よろしければ、ツイッターのフォロー、そしてSNSでのシェア

宜しくお願い致します。

 

皆さん、今までありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

僕に交換留学を決意させたたった一つの考え

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

今回はなぜ僕が交換留学を決意したのかを書いていこうかと思います。

 

僕の自己紹介については、こちらの記事をご確認いただけますと幸いです。

 

kevin-in-usa.hatenablog.com

 

なぜ留学を決意したのか

 

このブログの読者さんは、少しでも留学に興味のある方が多いかと思います。

 

私自身、留学に興味はあるなと思いながらも何となく学生をしてきた人の1人です。

 

留学を決心するまでにいろいろな障害がありました。

 

①語学面 TOEFL IBT80点以上

 

②金銭面 寮、生活費、航空券や保険など

 

③精神面

 

特に金銭面や精神面での障害が大きかったかなと思います。

金銭面については、奨学金、節約やバイト、親に借りるなどをして何とか、費用を捻出することができました。お金を出してくれた親には大変感謝をしております。

 

精神面での障害も自分にとっては大きかったです。

 

・卒業が1年延びて周りの学生が先に卒業してしまう。

 

・留学生活が不安。病気になったり事件に巻き込まれたらどうしよう。

 

・英語力がそもそもつくのか不安。

 

今ざっくり思い出しただけでも、これくらいの精神的不安があったので、おそらくこれから留学に行こうか考えている方は他にもあるかなと思います。

 

では、その時に僕がどういう考えがきっかけで、留学を決意したのか説明します。

もちろん、これだけではなく英語力強化、異文化理解や人脈形成などの目的はありましたが、こちらの考えに一番影響されました。

 

それは

 

「将来、毎日淡々としている日々が続くかもしれない。

 

もしかしたら、毎日つまらない生活をしているかもしれない。

 

そのとき、将来の自分が、過去の自分を振り返った時、分岐点はいつだったのかと思うだろう。そしたらいま留学に行こうか悩んでいる時は必ず出てくるはず。

 

なら今行動してみよう!」

 

このような考えがふと頭の中に浮かびました。

 

この考えが頭の中から外れませんでした。

 

数日悩んだ結果、自身の経験上、チャレンジして後悔することはあまりなかったので、チャレンジしてみることにしました。

 

それから約1年かけて少しづつ課題や不安を解消してみました。

 

私の好きな言葉にこういう言葉があります。

 

「今が人生で一番若い時であり、また一番死に近い時でもある。」

 

 

やっぱり行動するなら今が一番良いということをこの言葉は教えくれます。

 

まとめ

皆さん、いかがだったでしょうか。

 

この記事が留学を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

ちなみにこちらの記事にも留学のメリットデメリットをまとめておりますので、チェックしてみてくださいね。

 

 

kevin-in-usa.hatenablog.com

 

ここまで、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

留学のメリットについて分析してみました② 他の文化を知ることができる!

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

前回に引き続き、留学のメリットについてまとめております。

前回は留学に行くことにより、言語学習の時間を(日本にいるよりも)格段に確保できるというメリットを説明しました。それと同時に留学に行く期間はどれくらいが望ましいのかということも、勉強時間の確保という観点から解説しました。よろしければ、前回の記事についてもチェックしてみてください。

 

kevin-in-usa.hatenablog.com

 

 今回は、留学の長所の第二弾として、僕の考えをまとめてみようかと思います。

それではみなさん、よろしくお願いします。

あくまで、留学に行く前の一個人としての考えですので、留学に行く間に変わってくるかもしれません。

ただ、今のうちに言語化することによって、僕の留学に活かせるのではないかと考えているため、現段階でブログにしております。

 

1.そもそも旅行で文化を知ることはできないの?

 

留学のメリットして、海外の文化の中で生活できることだと考えております。

つまり、日本以外の文化を学ぶことができるということです。

 

時々、海外旅行に行くことで文化を学ぶことができる、と言っている人がいますが、私は旅行程度では文化を知ることができないのではないかと考えております。確かに旅行の程度にもよるでしょう。バックパッカーのような旅行でしたら、もしかしたら可能かもしれません。ですが、今回は一般的な旅行を想定しております。

文化を知るには、現地の人たちと一緒に生活をし、一緒にご飯を食べ、会話をしてその人や国のことを詳しく聞く。こうすることでしか文化を学ぶことができないのではないでしょうか。

 

具体的に考えてみます。

 

例えば皆さんが卒業旅行に行く、または行った時のことを思い出してください。

航空券とホテルを予約して、パスポートなどの荷物を用意して出かけます。

現地の空港に到着して、タクシーで移動して、ホテルで泊まり、観光して、今時海外でもネットにつなげるので、撮った写真をInstagramに投稿します。だいたい1週間程度滞在して、日本に帰ってきます。

 

さてこれで文化を知ることができるのかという話です。

 

僕自身は、海外に複数回行きましたが、あとから考えて文化を学べたかというと学べなかったと思います。まあ、楽しかったから良いんですけどね(笑)。

 

(こういう旅行が悪いというわけではございません。あくまで、文化を学ぶという一点において議論をしているだけです。)

 

ということで、現地の人と一緒に生活することでしか、文化を知ることができないのではないでしょうか。

 

2.異文化理解により日本を客観的に観察することができる。

 

僕は、他国の文化を知ることの最大のメリットは、日本をまた日本の文化を再評価できる点にあると考えております。いわゆる価値観が変わったや世界を見る目が変わったともいうことができるでしょう。

 

日本の文化を知るためには、外部の文化を知る必要があります。

差異を知ることが、文化の理解には、必要不可欠なのではないでしょうか。

 

具体的に話をします。

例えば、皆さんが社会人になって働き始めたとしましょう。

働いたら最初はわからないことばかりで、メールの書き方すら難しい。最初はわからないことだらけで、先輩にキャッチアップするので忙しい。次第に慣れてくると、周りから仕事を任されるようになり、帰宅時間が遅くなります。会社の飲み会や接待で忙しくなるでしょう。

 

で、そういう人たちは決まってこういうことを言います。

 

「学生のうちにもっと遊んでおけばよかった」って。

 

大学生の時なんかは時間が有り余っていたわけです。つまり、学生の目線からは、時間というものはありふれて、ただ流れていくものであったわけです。もちろん、学生の間には時間があることのありがたみがわかりません。

 

ところが社会人になって、時間は足りないものだと気づく。

 

ここで、何が言いたいのかというと、社会人になるという、外部の世界に出ることにより、学生時代というものを評価できるようになったのです。

 

これが、文化理解という面でも同様のことが起こるのではないかと思います。

 

つまり、無理やり外部の世界に出ることにより、自分のもとの居た世界を客観的な目でみることができるようになるのです。

 

それこそが、異文化を理解することの最大のメリットなのではないでしょうか。

 

3.自分の常識が常識でなくなり、あたりまえを疑う力がつく。

 

では、自分の文化を客観的にみることによりどんなメリットがあるのでしょう。

 

それは、自分の常識が常識ではなくなること、なのではないかと思います。

 

自分が今まで、当然だと思っていたことが当然でなくなる。

あたりまえのことがあたりまえでなくなる。

 

ということは、日本でのあたりまえに疑問符が付くわけです。

 

海外でこうだったのに何で日本ではこうなのだろう。

海外では、こういう考えをしている人が多いのに何で日本人はこういう考えをするのだろう。

 

当然逆もあり得ます。

日本ではこうなのに、なんで海外ではこうなんだろう。

日本ではこんなに便利なのに、なんで海外だとこうなのだろう。

 

他の文化を知ることにより、今までの常識が覆された結果、常にあたりまえを疑う力がつくのではないでしょうか。

 

そうなれば、今と違った考え方になるかもしれません。

自分にとって、日本よりベストな居住地が見つかるかもしれません。

そして、仕事のチャンスができるかもしれません。

 

これこそが異文化を知ることの最大のメリットなのではないかと思います。

 

まとめ

 

以上をまとめると以下のようになるかと思います。

 

①他の文化を知るためには現地の人と一緒に生活をする必要がある。

②異文化を知ることにより、日本を客観的な視点で評価することができるようになる。

③そして、常識を疑う力がつく。

 

ま、海外で生活したことのないただの学生の意見ですが(笑)

留学から戻ってきたらどんな考え方が変わるの楽しみですね。

 

それでは、みなさんここまでありがとうございました。

留学のメリットについて分析してみました① 何か月以上の留学ならメリットありそう?

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

前回は留学のデメリットについての分析とその対応策的なものを考えました。

考えられるデメリットとしては、金銭的、時間的、安全面、精神面の4つくらいだろうと思います。そのデメリットについて、どう考えればよいのかと、ちょっとした対応策についても述べています。よろしければ読んでいただけますと幸いです!

 

kevin-in-usa.hatenablog.com

 

さて、今回のテーマは冒頭にもありますように、留学に行くことのメリットです。

留学といっても幅広いので、ここである程度フィルターをかけておこうかと思います。

 

⑴3か月以上の留学であること。

⑵正規留学、交換留学、語学留学は問いません。

⑶フィリピンなどの語学勉強に特化したものは、想定外とします(それらについては後程考えてみようかなと思います)。

 

以上の条件を踏まえて留学におけるメリットを詳しく考えていこうと思います。

 

 

留学先の言語を短時間で集中的に勉強することができる。

 

日本人が英語を習得するのにかかる時間って?

そもそも、留学の目的は何でしょうか。

まず、言語の習得があるかなと思います。

 

もちろん留学すると、留学先の言語にどっぷりつかることができるかと思います。

 

それでは、皆さんは、英語にどれくらいの時間をかけてきたでしょうか。

 

おそらく1,000時間くらいかなと思います。

 

 

では、日本人が英語を身に着けるのに必要な時間はどれくらいでしょうか?

 

 

 

稲垣教授(2005)によると、おそらく2,500時間程度かかるといわれております。

 

 

これまで特別な勉強をしてこなかった人の場合、残りの1,500時間必要になるかと思います。さらに、大学などに行って、長らく英語を使っていない場合は、思い出すのに300時間くらいかかるかなと想定します。

 

ということは、皆さんがある程度の英語を話せるようになるまで、1,800時間かかると考えられます。もちろん、これには個人差があるので、あくまでこれまで勉強してこなかった人の話です。

 

社会人だと勉強するのは大変?

では、まず留学に行かなかった場合の勉強時間について考えてみましょう。

社会人の場合

・平日 働きながら勉強するとなると勉強時間を確保するのは難しくなるので、1日1.5時間の勉強時間を週4日確保したと仮定します。

・休日 土日の2日間ありますが、疲れを回復したり、外出したりでそこまで時間を確保できないでしょう。そのため、2日間で10時間とします。

 

 さて、その結果、1年間にどれくらいの勉強時間を確保することができるようになるでしょうか。

 

ざっくり、

1.5h/d×4d/w×50w+10h/w×50=800h     

 

となります。

 

つまり、社会人が勉強するとなると2年以上かかります。

皆さん、これだと非効率的だと思いませんか?

 

社会人になると

 

勉強時間を確保することが大変になる、

勉強以外のこともしておきたい、

さらに英語以外の勉強もしたいはずです。

 

それでも英語を勉強することを2年間続けなければモノになりません。

とても大変なことだとお分かりいただけたでしょうか。

 

だから、週に1回英会話学校に行ったところで圧倒的に勉強時間が不足しているため、英語を身に着けることができない。それで身につかないで嫌になってしまい、これを繰り返す。もったいないなと思います。あ、あくまで、学生ながらの感想です。

 

となると、時間のある学生のうちにどれくらい勉強時間を稼ぐかが重要になってきます。もちろん留学に行かずに、4年間コツコツ勉強するという方法でもよいと思いますし、一回留学にいって残りの期間も勉強するなど、各個人で判断していただければと思います。要は、時間のある学生のうちに英語は勉強しておこうということです!

 

結局、何か月以上くらいの留学が必要?

では、留学に行った場合どれくらいの勉強時間を確保することができるのでしょうか。

 

正規留学、交換留学、語学留学を区別せずに、1日に6時間くらいは、講義で勉強時間を確保できるかなと思います。それ以外に、友人との会話や自主勉強で4時間スピーキングやリスニングなどを強化できるとします。そうなると1日10時間英語の勉強を確保できるわけです。もちろん海外で生活したことのない学生の概算ですが。休日も自主的な勉強と友人との会話で土曜と日曜の合計で10時間確保できたとします。

 

そうなると1週間に

10×5+10=60時間確保できます。

 

1月は大体4週間とすると、1か月の勉強時間は240時間。

 

そこから、英語を身に着けるために必要な1,800時間を割ると7.5か月かかります。

 

余談ですが、よく大学生の終わりになると就職する前に、語学学校に行きますが、大体しゃべれるようになりません。これはなぜかというと、7か月以上行く学生が少ない、遊ぶつもりで行く、日本人とばっかつるんでいるからかと思います。戻ってから勉強するとよいのですが、勉強しないため、せっかく高い金だして、楽しかったという思いでだけが残り、英語は残りません。周りの人たちはそんな印象です。

 

だから、私はせめて6か月以上の長期間の留学なら選択肢としてありかなと思います。よほどのことがない限り、3か月くらい行って戻ってから勉強しようなんて思う人はおりません。ですので、6か月以上の留学ならメリットとしてカウントされると思います。

 

もちろん、成果は人によります。

 

ですので、今回はあくまで一般的な話に終始してきたつもりです。

各個人がどれくらい真剣に取り組んだかで成果が変わってくるからです。

 

インターン先の先輩で、2人、1年弱交換留学(10か月)に行ってきている人がいました。

2人とも、外人の上司と問題なくコミュニケーションをとれていたので、やはりある程度のレベルになるには少なくとも6か月以上は必要になるのではないかと思います。

 

 参考文献

 稲垣 俊史 (2005)『How Long Does It Take for Japanese Speakers to Learn English?』 大阪府立大学総合教育研究機構 4 pp19-29

 

まとめ

勉強時間から考えて、6か月以上の留学が効果的だと思われる。

社会人になってから勉強するとなるととても大変。

語学の勉強をするなら学生のうちがベスト!

 

 

皆さんいかがだったでしょうか。

次回では、さらに留学のメリットについて深堀していこうと考えております!

 

今までありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

ケビンの自己紹介!!

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

今日は僕の自己紹介をしようと思います。

やはり、このブログやツイッターをフォローしてくれている方には、少しくらい自分のことを理解してもらった方がよいと思いました。今回の記事では、できる範囲で自分のことを開示していこうかなと思います。

 

1. なぜ匿名にしているのか

 僕がこのブログやツイッターを匿名にしているのには、いくつか理由があります。

 

 1つ目は、ツイッターやブログを通じて自分の思っていることを自由に発信していきたいと思ったからです。

 

 本名ではないと、自分の思っていることを自由に言うことができないのは、卑怯なことだと自分でも自負しております。自分の本性をすべてさらけ出すことのメリットより、匿名にして自分の本音を言うことの方が、読者やフォロワーの方にとって有益だと判断しました。自分の本音をつぶやくことによって、自分の読者やフォロワーの方にどうしても届けたいことがあると考えたからです。

 

 2つ目は、実名にすることのメリットが少ないと思ったからです。私自身はただの学生で帰国後にも普通の学生に戻る予定です。これが、もし私自身の名前を世に知ってもらうことを目的にしているのでしたら、名前を出して自分の認知度を上げようと思うでしょう。ですが、そのようなことは今のところ考えておりませんので、実名で運用することは得策ではないと判断しました。

 

 以上の2つの理由により、私はこのブログとツイッターを匿名にすると決めました。皆さんには大変申し訳ございませんが、ご理解を頂けたらと思います。

 

 また、私のアイコンは、多くの方がご存じかと思いますが、マットデイモンというハリウッド俳優です。一番好きな俳優はディカプリオなのですが、さすがに自分と違いすぎるので、マットデイモンにしました(笑)。もちろん、マットデイモンがかっこよくないと言っているわけではございませんよ(笑)。

 

2. 私の現在について

 私は、国公立大学の文系学部に所属している大学生です。

 

 2019年8月より、大学の制度を利用して、アメリカのカリフォルニアに2期交換留学に行ってきます。専攻はBusinessです。J1visaを取得しておりますので、将来的には有給のインターンをしたいと考えています。

 

 TOEFL IBTのスコアは80点です。初回は30点代、2回目は70点代、3回目で念願の80点を取ることができました。約3か月で点数を倍に延ばすことに成功しました。その話はおいおいに。

 

 趣味は、洋画、洋楽、海外ドラマ、書くこと、筋トレなどです。いま最もはまっているドラマはGame of Thronesですね。

 

3. このブログの目的

 

 このブログは、留学という貴重な経験をもとに皆さんに情報共有することやモチベーションアップを目的にしています。

 

 今まで、留学に行く地域や生活などをツイッターやブログで丁寧に解説しているものが、あまりなく私自身情報収集に苦労してきました。本ブログやツイッターの目的は、まさに皆さんに情報を発信することにあります。また、少しで皆さんがモチベーションの上がる話をしていこうと考えております。留学に行くために私自身苦労しました。今は、そのつらい時にあったらいいなと思えるブログやツイッターを目指して日々努力してまいります。

 (まあ、情報発信を心掛けることにより言語化を自分に課するという目的もあります。あと何より、書くことが好きですので。)

 

4. このブログの対象

 重要な話をするのを忘れておりました。このブログの読者の対象です。

 

これから留学に行こうか悩んでいる人

アメリカに少しでも興味がある人

英語の勉強方法について知りたい人

洋画、洋楽、海外ドラマや筋トレについて知りたい人 etc...

 

 少しでも興味があればぜひ、これからも読んでみてください!また、ツイッターの方もフォローしてみてください。

 

 ケビン@8月~カリフォルニアで検索すると出てくるかと思います。

 

 皆さんどうでしたでしょうか。少し自分の紹介の部分が少ないと思ったのですが、おいおい自己開示していこうかと思います。

 

 

留学のデメリットを論理的に分析してみた。

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

今日は、3回にわたり留学のデメリット、メリットとなぜ私が留学を決意したのかを3回にわたり書いていこうと思います。

みんな一度は行ってみたいと思う留学。

私もその一人です。

 でも、留学自体について、じっくり考えたことありませんでしたので、今回じっくり考えていきたいと思います。私は交換留学を推奨しているのですが、今回は正規留学、交換留学や語学留学の区別をすることなく留学というくくりで考えてみたいと思います。学生目線で大体3か月以上の現地にいく留学を想定しています。フィリピンなど物価が安い場所に行くという留学はまたの機会にじっくり考えてみたいと思います。下のリンクに正規留学、交換留学、語学留学のメリット・デメリットについて書いてありますので、こちらもよろしければ見てみてください!

 

 

kevin-in-usa.hatenablog.com

 

今回はデメリットだけを書いていこうと思います。デメリットを説明した後にそのデメリットを克服するにはどうすればよいのかを書いていこうと思います。

 少々ネガティブな内容かもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 目次

留学に行くことのデメリット

 私は留学に行くことのデメリットとしては以下のように考えております。金銭面、安全面、時間面や精神面の4つの軸で考えると以下のようになるかなと思います。

①どこに行くにしても費用が掛かる。

 

留学は金銭的コストがかかる。。。

 

これは皆さん一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

あきらめる前に、ちょっと考えてみてほしいことがあります。もしかしたら、奨学金で賄うことができるかもしれないよ、ということです。

奨学金の種類については、大枠としては2つあるかと思います。

 

⑴給付型奨学金

⑵貸与型奨学金

 

主にこの2つです。あとは奨学金機関の分類によっても分けられるかと思います。

⑴公共団体による奨学金

⑵民間団体による奨学金

 

表形式にすると以下のようになるかと思います。

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下記は大学生を対象に書きます。正確な内容とは言えませんので、各自インターネットなどを随時活用してみていただければと思います。

トビタテ:月16万円程の奨学金に加え海外渡航費支給。選考あり。

JASSO(海外派遣):月6万円から10万円支給(渡航先による)。家計の所得によっては、渡航費支給。

JASSO(一種、二種):一種は無利息、二種は利息あり(ほぼ無利息に近い)。二種は、最大月12万まで借りることができる。

 

奨学金まとめてあるサイト

https://www.iae-ryugaku.net/column/scholarship-80/

 

これだけでも、たくさんの奨学金があることがわかります。

 

貸与型の奨学金になってしまうのだけれども。。。」と思う方、

 

それでも良いじゃないですか。今行けば将来収入が増す機会が増しますし、何より留学をしたという経験が将来の糧になるはずですから。

 

そもそも国が留学費用を賄うべきだ!」と思う方、

 

そんなことを言っても何も始まりません。どうすれば留学に行けるのかということを考えましょう。

 

 留学費用はどこに行くのかによって変わってきます。物価の低いところに行けばあまりかからないでしょう。逆に物価の高いところでは、ものすごく高いです。

 アメリカ合衆国を例にとりますと、カリフォルニアのサンフランシスコやLAなどは月の家賃10万~25万円です。アパートや寮でも。逆に内部に行けば月4,5万円でいけるところがあります。ここを例にしてもすごい差がありますので、費用が高すぎていけないということはないかと思います。

 また、留学に行く前にコツコツアルバイトをして貯金することもできます。また、親や親戚に借金することもできる人も思いますので、恥ずかしがらずにやってみてもよいかと思います。

 

②日本にいるよりは命を失うまたは怪我をするリスクや犯罪に巻き込まれるリスクが増加する。

 これも確かに世界は危ない場所が多いと思います。というより、日本が安全すぎるだけで、比較的治安が良い場所に行くことや各個人がきちんとリスク管理をおこなうだけで、最小にできるのではないかと思います。

 どこが危ないのかは、外務省が渡航先の危険度をまとめてくれています。色が濃くなるほど危険なところです。中東、アフリカや中米などは避けた方がよいでしょう。

 

国・地域別の海外安全情報

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出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

 

 個人のリスク管理については、次回以降に解説していこうと思います。

 もし、色が白くてもイメージだけで危ないと考える人がいれば、これは海外=危ないというイメージが染みついてしまっているのかも知れません。これについても、また今度解説していこうかなと思います。

 ちょっとだけ説明すると、例えば世界中でテロが起こっていますよね。だからテロに巻き込まれたら死んでしまう、と思っている方が多いかと思います。ですが、欧米でテロにあう確率はご存じでしょうか。確か、日本にいて交通事故にあう確率より低かったと記憶しております。ということは、この2つの事実しか知らない場合、すぐに日本を出るべきでしょう(笑)。

 なぜ、ネガティブなニュースばかりが目に付くかというとポジティブなニュースは売れないからです。例えば、今日は交通事故がありませんでした!のように小さなポジティブなニュースは記事になりません。放送もしません。なんでかというとカネにならないからです。洗脳とかそういうことではありません。マスコミも企業であるため、売れなければ食っていけません。ネガティブなニュースが売れやすいので、そうしているだけです。ですので、海外=危険という考えは払拭するべきでしょう。

 

参考文献

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

 

 

 

 

 細かい話はそれまでにして、何が言いたいかというと、渡航先や個人のリスク管理をじっくり考えればそこまで危なくないのではないかと思うのです。逆に、みんなが日本にいたいと思う今、海外に出てほかの学生との差別化を図るべきかと思います。

 

③交換留学や語学留学の場合卒業が遅れるリスクがある。その結果、学費が1年分かかったり就活のスケジュールが乱たりすることがある。

 読者が2年、同級生より遅れている場合は、就活で不利になってしまうリスクがあるので考えた方がよいのかもしれません。しかし、ストレート、1浪または1留くらいなら(さらに)1年くらい遅れても問題のではないでしょうか。学生以外に社会人になって長期間の休みを取るということはとても難しいはずです。起業する、フリーランスになる、MBAに行くや転職の合間など。どれも簡単ではないはずです。今の学生はおそらく100年近くは生きることでしょう。それなら、何も怖がる必要はありません。1年や2年くらい大したことないはずです。

④留学生活が辛くて精神的に病んでしまうリスク。

 これは、例えば海外で友達ができずに一人になってしまう、日本が恋しいということや、現地人にいじめられるということが原因で精神的に病んでしまうリスクです。

 そもそも、こういうことは起こりうるのでしょうか。確かに起こる可能性があるといっても差し支えないと思います。でも、なぜありそうもないネガティブなことばかりを考えるのでしょうか。

 今まで、あなたが生きてきて、何かにチャレンジしたときに想定していたネガティブなことがそのまま起こったということはないかと思います。いつも思っていた悪い出来事が起きなかったあるいは想定より下回ったかと思います。人間はついネガティブな考えをしてしまうものです。

 海外は例外なのでは?と思う学生も多いかと思います。確かにそうかもしれません。でも、実際に海外に行ったらすごい良かったと思うかもしれません、価値観や考えが変わるかもしれません、世界はこんなに面白いことであふれているのかと思うかもしれません。私自身はメリットの方がデメリットよりも大きいと考えています。もし、病んでしまったら日本に帰ればよいのです。デメリットばかり考えていないで、一歩を踏み出す勇気を持ってみてはいかがでしょうか。

 

いかがだったでしょうか。本日は留学のデメリットとその対応策?についてまとめてみました。次回は、留学のメリットをまとめてみようと思いますので、読んでみてください!

 

ありがとうございました!

 

 

英単語の効果的な勉強法

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

今回は英単語の効果的な勉強法について解説していきます!

今回の英語学習の方法は、効果が高い分時間がそこそこかかるので、時間のある学生を主に対象にしていこうかなと思います。また、僕が実際にどのようにやったのか、その感想やTOEFL IBT用の単語帳なども解説していこうと思います。

 

目次

1.英単語の効果的な勉強方法

2.TOEFL IBT用の英単語

3.実際にやってみての感想

 

それでは皆さん宜しくお願いします。

 

1.英単語の効果的な勉強方法

 皆さんは今までどのような英単語学習をしてきたでしょうか。単語帳を買って、その単語帳を読んでいって、1日30単語を順に読んでいく。大体3日くらい経つとつまんなくて、単語を覚えるのが億劫になってしまう。でも、単語勉強を続けようと思い、2日から3日に1回はやる気になって、30単語を覚える。それでやっとの思いで、Level1とかに書いてある単語をマスターしたつもりになるでしょう。ところがどっこい、最初の単語のほうを見ると全然覚えられていない自分に愕然とする。それでもう1回やろうと思っても、結局同じことの繰り返し。。。さらには、単語帳のせいにして、今の単語帳なんかよくないなと思い、新しい単語帳を買いに行く。新しい本を買うとすぐになんかやる気が出てきて、先に述べた覚え方をしようとする。当然だが、これでうまくいかない。

 

 まあ、なんでこんなに詳細に書いているかというと、まさしく自分がこんな勉強方法をしてきたからです(笑)。

 

 高校の時には、キクタンとかの単語帳を配られて、それが中間や期末テストなんかに出るもんだから、何とか覚えることができました。でも、受験が終わってから、プレッシャーのない状態で英単語を覚えようと思っても何かとうまくいきませんでした。あとから、それは覚える方法が悪かったからだということに後から気づきました。

 

 単語帳をそのまま上から下まで読んで暗記しようとするこのとデメリットは、もう1つあります。それは、場所で暗記してしまうことです! 例えば赤いシートなんかを使って隠すと、このページにあって、他の単語がこれだから、おそらくこれだ!と考えると、思ったよりも正解して覚えたと勘違いしてしまうことが多いはずです。これだと、いざ英語の文章を読んでみると、「あれ、単語はわかって、単語帳のあそこにあったのは覚えているんだけど意味が出てこない。。。」となってしまいます。これも、僕自身の体験談なのであります。。。

 

 以上より単語帳をそのまま使って単語を覚えることの問題点を以下のようになるかと思います。

 1つ目 1度覚えた単語を次に学習する前に期間が開いてしまいなかなか覚えられないということ。

 2つ目 単語を場所で暗記してしまうということ。

 

 このような問題点を払拭するための効果的な英単語の学習方法について解説します。

 

 それは、単語カードを自分で作成して、勉強するという方法である。この勉強方法は、第2外国語の先生が細かく解説してくれた。その先生自体、外国語を学習するのが大好きなようで、授業の合間にじっくり解説してくれたと記憶している。

 「単語帳?そんなの中学校の時以来作ったことないよ。」と思う読者も多いかもしれない。意外にバカにされる風潮がある。でも、その効果は抜群です。単語帳を中学生の時以来作ったことないと思った方たちも、中学生の時に意外と覚えれたという経験はあるのではないでしょうか。

 

 まず用意するものは以下の通り。

1.単語帳

2.単語カード

3.小分けにできる箱

 私は、単語カードとして以下のものを使っていたので、参考にしてほしい。なお、下の箱が一緒に購入できる単語カードは、箱がついているので小分けにできる箱は不要かなと思います。

 箱の中に小分けにして、Level1から6までの区切りを作るのでもよいし、単語カードの色のついた表紙にLevel〇と記載していくのでもどちらでもよいでしょう。

 

 

コクヨ 単語帳 単語カード 中 詰め合わせ 青・ピンク各12冊 黄6冊 タン-101ツメ

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・単語カードを使った勉強方法

1.単語カードに表に英語を記載する。

2.裏に動詞、名詞、形容詞、副詞などの用語を記載し単語カードの意味を記載する。

 

 ここまでだと、普通の単語カードの作成方法と何ら変わらない。しかし、これからがミソである。

 

3.その日のうちに単語カードに記載した単語をすべて覚える。

4.次の日、2日後、1週間後、2週間後、1か月後、2か月後にも同様に正解できるかテストする。1回でも間違えたら、新しい単語カードと同様の扱いをする。

 次の日に解くものをLevel1

 2日後に解くものをLevel2

 1週間後に解くものをLevel3

 2週間後に解くものをLevel4

 1か月後に解くものをLevel5

 2か月後に解くものをLevel6

 とする。

5.毎日同様に単語カードを作成する。

 

 以下、具体的な方法について解説していきます。

 

①単語カードの作成

 これは先ほど述べたように何ら特別なことは行わないです。

表 Term

裏 名 学期、期間、専門用語、(~s)条件

 こんな感じで、名詞であることとその意味を記載していきます。もちろん名詞などは個人の好みであるため、書いても書かなくてもよいでしょう。1日に作成する単語カードの数については、時間が、読者の皆さんがどれくらいの時間があるのかをもとに判断してください。1枚の単語カードの作成に30から40秒くらいかかるので、30枚作製するには15分から20分ほどかかりますので。。。

 

②その日のうちに単語カードを覚える。

 この段階で単語カードはすべてLevel1にあります。単語カードの表紙にLevel1と書いてもよいし、箱の中に区切りを作ってLevel1とした箇所に入れてもよいでしょう。

 

③次の日にも同様に単語カードを作成して暗記します。

 この段階で、単語カードはすべてLevel1にあります。翌日、先日作成した単語カードをもう一度テストします。正解できればLevel2に進み2日後に解き、正解できなかったものはLevel1に送りさらに翌日解きます。

 

④同様のことを毎日繰り返します。

 

 以上がおすすめの勉強方法です。今の方法は、基本的には忘却曲線に沿っている方法なのですが、思っている以上に効果覿面です。人間の脳は一度覚えたものをWorking Memoryというところに一時的に保存します。このWorking Memoryで脳が必要な情報といらない情報を区別して、必要な情報なら、脳は長期的な記憶をつかさどる部分へ、そうでないなら忘れるようにできています。でも、忘れるといっても、完全に忘れているわけではなく、2回目に学習するときには、脳はかすかに前回学習した内容を覚えていて、勉強時間が少なくなります。何度か脳に詰め込むと、脳はこれは必要な情報だと判断して長期記憶になります。皆さんもこんな経験はないでしょうか。学籍番号が大学に入ってあたえられたときに、英語と数字とかなんかで覚えにくく、打ち込むときに何度も確認したのだが、何度も何度も使っていくうちに、気づいたら覚えていた。まさに、今回の単語学習では、これを再現していくのです。

 

 2.TOEFL IBT用の英単語

 今回の勉強方法については、TOEFL IBTのみならず、TOEICやIELTSにも応用化のであり、また英語以外のどの言語にも応用可能であるかと思います。私自身はTOEFL IBTの試験について解説していますので、今回は私の使ったTOEFL IBTの単語帳を解説します。

 

 どのTOEFL IBTブログなんかをみても、この単語帳以外見当たらないくらい鉄板のものです。それはTOEFLテスト英単語3800です。下のようにオレンジのカラフルな単語帳です。

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)

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  この単語帳のメリットは私は3つくらいあるかなと思います。

 

①とにかく覚えた単語がひたすら問題に出る!

 この単語帳で覚えたものが本当にTOEFL IBTの問題集によく出てくるんです!特にRANK1やRANK2に出てくるものは頻出で絶対に覚えていないといけないものです。

 

②暗記する単語がRANK順になっていて、重要性を判断しやすい。

 この単語帳はRANK1~4までの4つの構成となっていて、頻出なものほどRANK1や2にあります。RANK4なんかはやっぱり出る回数は少ない印象で、時間がない人はRANK1~3くらいまでは覚えるかと良いでしょう。RANKの目安は、その単語帳に以下のように記載してあります。

RANK1 TOEFL IBT61点前後

RANK2 TOEFK IBT80点前後

RANK3 TOEFL IBT100点前後

RANK4 TOEFL IBT105点OVER

このように書いてありますが、実際は各目安から20点くらい引いたくらいが体感ですね。私はRANK3まで一通り学習して、80点でした。英語力がないとReadingで太刀打ちできないので、日本人が点を取りやすいReadingで点数を稼ぐことができなくなります。ですので80点を狙うならRANK3くらいまで、それ以上を狙うならRANK4までしっかりと暗記する必要が出てくるかと思います。RANK1は一度テストしてみて間違えたものだけを暗記するとよいでしょう。それ以外は全暗記です。

 

③記載内容が簡潔

 この単語帳は全般的に記載内容が簡潔になっているかと思います。意味が全体的に必要なものをピックアップされていることや例文が40%くらいの単語にしかないといった感じです。単語帳って情報量がおおいと思うんですけど、この単語帳は比較的少なめなのでしっかり覚えられるかと思います。

 

 以上がこの単語帳のメリットです。これだけあれば十分なので、買ってしっかり勉強してくださいね!

 

3.実際にやってみての感想

 実際に1で説明した内容を3800の単語帳に使ってみました。私がどのようにしたのか、また感想を下記に記載していこうと思います。

 

 私の場合はとりあえず作りまくりました。作ってその日のうちに覚えることの繰り返しです。作ったカードは、覚えるのが嫌にならないように必ずその日のうちに覚えました。あと、1週間に1度は単語カードを作らない日をつくるとよいかと思います。最初のうちはとても楽しいのですが、後からただの作業ゲーになってしまうので、Cafeで単語カードを作成して、その後家に帰って暗記するのも1つの手ではないかと思います。

 

 感想としては、めちゃめちゃ覚えられます!本当にすごい効果で、問題集で問題を解いたときに、勉強した単語がすぐに浮かんでくるんですよね。それが快感になって、どんどん覚えようと思いました。

 一度先ほど述べた勉強法と単語帳で試してみてください!きっと効果が出ると思います!

 

皆さんいかがだったでしょうか。

今回はおすすめの英単語の勉強方法とTOEFL IBTの単語帳を説明しました。次回はReadingセクションの問題や対策について勉強していこうかと思います。

TOEFL IBT 当日の流れと持ち物 初回の感想

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

今回はTOEFL IBTの予約から試験当日の流れについてと持ち物、そして僕が初回受けての感想を書いていこうと思います。

 

目次

1.TOEFL IBT 予約から試験当日の流れについて

2.持ち物とその注意点

3.TOEFL IBT 初回受験の感想

 

それでは、皆さん宜しくお願いします。

 

1.TOEFL IBT予約から試験当日の流れについて

 まず、TOEFLを受験するために公式サイトでアカウントの作成をします。これがなかなかの厄介者で、大体1時間弱かかります。基本的にアカウント登録のサイトは、英語ですし、住所やパスポートの番号なども記載しなければならないので結構大変です。英語の勉強だと思って自分でしっかりアカウントの作成を行いましょう!

 

 

 無事アカウントの作成をしたら、試験会場の予約をします。試験会場は、テストセンターというところで行います。全国各地にあるので、自分の近いところで受験するとよいでしょう。予約は大体3~4週間前をめどにするとよいかと思います。人口の多いところですと、予約でいっぱいになってしまいますので、注意が必要です。

 

 試験会場は大体こんなところです。

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引用:https://www.spi.recruit.co.jp/testcenter/list.html

 

 1人分のテーブルがあってその中にパソコン、鉛筆やヘッドフォンが置いてあります。写真のように隣の席が見えないように仕切りで区切られています。

 

・試験会場に到着する時間

 テストセンターはだいたい駅から離れたところにあります。ですので、迷っても問題なく到着できるように早めに到着しましょう。ETS®の公式サイトには試験開始時刻の30分前に到着するように来るようにしましょうと記載してあります。遅刻すると受けられない場合があります。

 試験の何分前に到着するかは、個人の好みよって変わります。というのは、TOEFL IBTの試験は、到着の早い順に開始するからです。TOEICみたいに一斉に始めないということです。これの何が問題かというと、例えば遅くついた人は、他の人がSpeakingセクションで大きな声を出しているときに、Listningセクションをしなければいけなくなるため、英語のリスニングに集中できなくなる可能性があるからです。また、自分が英語で話しているのを聞かれたくないと思う人は遅めに試験会場に到着するという方針で問題ないでしょう。

 

・試験会場に到着する前に

 ReadingとListiningセクションが終わると10分間の休憩があります。しかし、この休憩は、トイレ以外の外出ができないので、昼ご飯を買いに外に出ることができません。そのため、軽い軽食を用意して持っていくとよいでしょう。飲み物、バナナやおにぎりなどを近くのコンビニで買って持って行ってください。

 

・テストセンターに到着したら

 試験会場に到着して、すぐに試験を受けられるのかと思ったら、そうではありません。到着したら、え、こんなにたくさん並んでいるの?って思うことでしょう。到着したらパスポートなどの身分証明書を取り出して、他の荷物を全部ロッカーの中に入れます。その後に、試験を受ける前に1人ずつ宣誓書を読み上げます。カメラで録画されます。これに大体1人1分くらいかかります。受験者が多いところですと2台近くありますが、都内だと3,40人くらい並んでいるので20分弱かかります。

 

・試験開始前から終わりまで

 宣誓書を読み上げて試験会場に入る前に、自分のポケットに入っているものをすべて確認されます。金属探知機みたいなもので、確認されて問題ないと判断されたら試験室に連れていかれます。それからReadingセクションが開始します。Listingセクションが終わると外に連れていかれて10分間の休憩です。その間に、ロッカーの中から、昼食を取り出して食べます。先ほども述べましたが、休憩中はトイレ以外の外出はできませんので、中止をしてください。その後、SpeakingとWritingセクションを終わったら試験終了です。

 

・試験結果の通知

 試験が終わったら10日前後に試験結果がETS®のサイトより確認することができます。私の場合は(3回とも大体こんな感じでした)、11日目の深夜3,4時ころにテスト結果が反映されておりました。1日に試験を受けたとしたら、12日の3,4時くらいになります。また約1か月後に書類で郵送されてきます。

 

2.持ち物とその注意点

 試験室に持ち込めるものは、身分証明証のみとなります。耳栓や目薬などは試験室に持ち込めませんので注意してください。

 他の注意点としては、試験室にはパソコンがたくさんありますので、熱が発せられるため試験室が思ったより暑かったと思います。そのため、試験会場では、室内の温度に柔軟に対応できる服装でいくのが良いかと思います。

 

3.TOEFL IBT 初回受験の感想

 僕の体験談は試験室に入ったところから始まります。試験室に入ると鉛筆と紙を渡されて、パソコンの名前があっているかを確認しました。で、その後にマイクの確認をします。自分の音声がきちんと確認されるかをチェックします。そこで、よくみんなが言うあれが出てきます。そうです。I live in Tokyoです。みんな大きな声でI live in Tokyoといいます。これは音声確認のために、下のQuestionがパソコン画面に表示されるためです。

「Describe the city where you live」

 実際、受験者がどこに住んでいるのか関係なく、みんなI live in Tokyoと答えてました。しかも1回ではないです。連続してI live in Tokyo I live in Tokyo I live in Tokyo I live in Tokyo I live in Tokyo I live in Tokyo I live in Tokyo I live in Tokyo みたいに言います。これには戸惑うしかありませんでした。

 

・Reading試験の感想

 Reading試験を受けてみて、まずこう思いました。

 

単語がわからねえ!

時間が足りねえ!

 

と思いました。TOEFL IBTの出題される問題の傾向として大学レベルの文章が出ますので、結構アカデミックな文章がた~~~~~くさん出てきます。この単語の対策は次回以降で詳しく解説していこうと思います。

 あと、文章を読むのが得意でない限り時間がないです。全部で3,4つの問題が出て核問題20分くらいで解かないと行かないので、大変です。

 

・Listing試験の感想

 次にListing試験が始まります。

そこで僕はこう感じました。

 

何言っているのかわかんねえ!

しかもながすぎぃぃぃぃぃ!

 

 Listning問題の形式としては、3~5分の会話を聞いてから回答します。最初に問題を見ることはできないんです。。。なのでメモを取らないといけないのですが、これも大変で書いているうちにわかんなくなるなんてことはざらです。僕の場合はこんな感じでした。

f:id:Kevin_in_usa:20190714191521j:plain

出典:https://togetter.com/li/209345

 本当にこんな感じでした。教授のLectureの問題は4分間くらいボーーーーーーーっとしてました(笑)。最終的にはListingの試験の点数は8点でしたので、ランダムにしているのと同じということになります。

 

・Speaking試験の感想

 Speaking試験はListing試験よりもっと悲惨でした。まず問いに対する答えが浮かばない。できていないものを英語にする。結果黙っている。という感じでした(笑)。

f:id:Kevin_in_usa:20190714191935j:plain

引用:https://mitiyama.com/benkyou/nemukunarugenin

 本当にこんな感じでした。いやになって、何もしたくない欲に駆られて、目を閉じてしまいました。。。

 

・Writing試験の感想

 Writingは大学受験でそこそこやっていたのですが、まあ終わらないですね。問題形式については次回以降説明しますが、解答形式はタイピングです。ですのでタイピングを早くしないと到底終わらないんですね。

 

以上が僕の試験を受けてみての感想でした。

結果はさんざんで、初回の試験結果は30点代でした。。。

言える範囲で言いますと、Listing8点のSpeaking5点です。。。

これでも3か月近くで80点代までもっていくことができましたので、次回以降のブログも見てみてください。

 

 25,000円近くの大金と休日の1日を使っても、とりあえず1回受けるというのは本当に大事だと思います。試験で何もできないという自分の英語力のなさをしっかりと自覚することができるし、TOEFL IBT試験独特の空気を知ることができるからです。皆さん自分の人生の大事な局面を迎えている人ばかりですので、みんな本当に真剣に試験に臨んでいます。1回受けた経験というのが後の英語勉強の成長スピードや得点の成長率に大きな影響をあたえると思います。

 

これまでいかがだったでしょうか。これまで3回にわたりTOEFL IBTの基礎的なことを述べてきましたが、次回以降はTOEFL IBTの勉強方法なんかを解説していこうと思います!

ここまで皆さんありがとうございました!

 

Toefl IBTについて!

皆さんこんにちは。

ケビンです。

 

今日のテーマはTOEFL IBT試験です。

今回から数回にわたりTOEFL IBT試験について書いていこうと思います。

この試験がなかなかのくせ者で英語力に自身のある方でも対策を講ずる必要があります。理由は次回以降説明します。

 

私自身はTOEFL IBTを合計3回受験しまして、3回目に目標である80点に到達することができましたので、次回以降は勉強方法なども書いていこうと思います!

 

目次

1.TOEFL IBTってなに?

概要、試験構成、開催回数、受験開催地、受験費用など。

2.どこの国に行くのに必要なの?

アメリカ合衆国?イギリス?オーストラリア?

3.IELTSとの違いはなに?

4.TOEICで交換留学には行けないの?

5.皆さんにどうしても言いたいこと

 

それでは皆さん宜しくお願いします。

 

1.TOEFL IBTってなに?

概要、試験構成、受験回数、受験開催地、受験費用など。

 

TOEFL IBTの概要

 

 ETS®TOEFL®のホームページに以下のように記載してあります。

TOEFL iBT® テストは、大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定します。さらに、Reading、Listening、Speaking、Writingの各スキルを組み合わせて、学術的な課題を遂行する能力も評価します。」

 これからわかるように、大学レベルの英語力を測定する試験です。この試験は大学などの公的機関が受け入れをするのに、英語力を証明するツールとして使います。また技能が4つあり一般的なTOEICの試験と比較して、SpeakingとWritingが加わります。TOEFL IBT試験の特徴としては、全部パソコンなんですよね。ReadingもListningもSpeakingもWritingも。パソコンのマイクに向かってSpeakingします。なお、録音した音声を後日採点する形式ですので、外人と話したくないと思う人はご安心ください笑。

 

・試験構成

問題のセクションは以下の通りです。

TOEFL iBT テストのセクション

セクション 制限時間 問題 課題
Reading 60~80 分 36~56 問 学術的な文章の抜粋を 3 または 4 パッセージ読んで質問に答える
Listening 60~90 分 34~51 問 講義、授業中の討論、会話を聴いた後に質問に答える
休憩 10 分
Speaking 20 分 6 課題 身近なトピックについて意見を述べる。リーディングやlisteningの課題を基に話す。
Writing 50 分 2 課題 リーディングやlisteningのタスクを基にエッセイ形式の答案を書く。意見を支持する文章を書く。

出典:https://www.ets.org/jp/toefl/ibt/about/content/

 

TOEFL IBT試験は非常に長いんです!

全部で4時間以上あります!(TOEICの倍ですね笑)

ReadingとListeningとで時間にばらつきがありますが、これはダミー問題といって受験者のレベルを測定するために使うもので、毎回ReadingかListningのどちらかに加わります。得点には影響されないようです。

 

・開催回数、受験開催地

 これは読者の皆さんがどこに住んでいるかによって変わります。

東京などの関東圏は1週間に1回程度開催されます。下のリンクより確認できますので見てみてください!

https://v2.ereg.ets.org/ereg/public/workflowmanager/schlWorkflow?_p=TEL

 

 なお、TOEFL IBTは、1回受験すると12日間受験することができませんので、大学にスコアを提出しないといけない期限が近づいてきて慌てて何回も受けるなんてことはできません。前もって計画的にスコアを獲得するようにしましょう!(なんで私がこのことを記載したかというとまさに私が上のことをしようとしてダメだったからです笑)

 

・受験費用

 上のリンクからも確認できると思いますが、1回235ドルです。2019年7月で平均して108~109円/ドルですので、25,500円前後かかります。

 とにかく高いんです!

 私は3回受験したので、8万円近く課金していることになります。トホホ。

 

2.どこの国に行くのに必要なの?

アメリカ合衆国?イギリス?オーストラリア?

 公式サイトを確認したところ、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、イギリスやその他の国でもこの試験を採用しているようです。交換留学先の学校がTOEFL IBTなのかIELTSなのかは、各大学で受け入れる試験とスコアを詳細に記載していることが多いですので、前もってしっかり確認してください!場合によっては、各セクションで最低限のスコアを求めることがあります(e.x.Speakingで15点以上など)ので注意してください。

 

3.IELTSとの違いはなに?

 TOEFL IBTと似たような試験にIELTSがあります。

 IELTについては、、、

受けたことないので知りません!!!笑

どっちが受けやすいのかは自分で判断することをお勧めします。確かIELTSは、対人で面接を行います(Speaking)。基本IELTSはイギリス英語だったと記憶しておりますので、癖がつよいですね笑。これが嫌な人はTOEFL IBTがよいでしょう。

 

4.TOEICで交換留学には行けないの?

 日本では、TOEICが英語能力を測定する指標の1つとして使われます。TOEIC自体は英語の能力を測定する試験としてめちゃめちゃ良い試験だと考えています。しかし、結論から申し上げます。

TOEICは交換留学には使えないことがほとんどです。

TOEICの難易度や海外での普及率を考えたら当然のことで、英語非ネイティブでも高得点が取れる試験を導入しても意味がない、かつ自国でTOEFL IBTやIELTSといったしっかりとした試験があるのにわざわざTOEICを受け入れの指標とするのは無駄と考えているからでしょう。ですので、留学に行くなら迷わずTOEFL IBTまたはIELTSを選択しましょう。

 

 

5.皆さんにどうしても言いたいこと

 これまで簡単にTOEFL IBT試験について解説しましたが、どうしても言いたいことが1つだけあります!それは、、、

 

 

 

 

値段が高くても、英語の勉強してなくてもとにかく1回受けてみろ!!!

ということです。

 

TOEFL IBTの試験は独特の雰囲気があります。これについては後日解説しますが、TOEICを想像していたら全く違います。あの臨場感を味わってから試験勉強をすることを圧倒的にお勧めします。また、英語を勉強してから受けようなんて思っていると、いつまでたっても勉強しませんし、1回試験受けてぼこぼこにされてから勉強するとよいでしょう。こんなに英語できない自分なんてと、勉強しなかった自分の過去を恨みます笑。僕は1回目勉強せずに高を括っててぼこぼこにされました。今でもあの時のことを鮮明に覚えています。

 

みなさん、いかがでしたでしょうか。

TOEFL IBTシリーズは数回にわたり説明しますのでぜひ見てください!

 

参考文献

https://www.ets.org/jp/toefl/ibt/about/