留学のデメリットを論理的に分析してみた。
皆さんこんにちは。
ケビンです。
今日は、3回にわたり留学のデメリット、メリットとなぜ私が留学を決意したのかを3回にわたり書いていこうと思います。
みんな一度は行ってみたいと思う留学。
私もその一人です。
でも、留学自体について、じっくり考えたことありませんでしたので、今回じっくり考えていきたいと思います。私は交換留学を推奨しているのですが、今回は正規留学、交換留学や語学留学の区別をすることなく留学というくくりで考えてみたいと思います。学生目線で大体3か月以上の現地にいく留学を想定しています。フィリピンなど物価が安い場所に行くという留学はまたの機会にじっくり考えてみたいと思います。下のリンクに正規留学、交換留学、語学留学のメリット・デメリットについて書いてありますので、こちらもよろしければ見てみてください!
今回はデメリットだけを書いていこうと思います。デメリットを説明した後にそのデメリットを克服するにはどうすればよいのかを書いていこうと思います。
少々ネガティブな内容かもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。
目次
留学に行くことのデメリット
私は留学に行くことのデメリットとしては以下のように考えております。金銭面、安全面、時間面や精神面の4つの軸で考えると以下のようになるかなと思います。
①どこに行くにしても費用が掛かる。
留学は金銭的コストがかかる。。。
これは皆さん一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
あきらめる前に、ちょっと考えてみてほしいことがあります。もしかしたら、奨学金で賄うことができるかもしれないよ、ということです。
奨学金の種類については、大枠としては2つあるかと思います。
⑴給付型奨学金
⑵貸与型奨学金
主にこの2つです。あとは奨学金機関の分類によっても分けられるかと思います。
⑴公共団体による奨学金
⑵民間団体による奨学金
表形式にすると以下のようになるかと思います。
下記は大学生を対象に書きます。正確な内容とは言えませんので、各自インターネットなどを随時活用してみていただければと思います。
トビタテ:月16万円程の奨学金に加え海外渡航費支給。選考あり。
JASSO(海外派遣):月6万円から10万円支給(渡航先による)。家計の所得によっては、渡航費支給。
JASSO(一種、二種):一種は無利息、二種は利息あり(ほぼ無利息に近い)。二種は、最大月12万まで借りることができる。
奨学金まとめてあるサイト
https://www.iae-ryugaku.net/column/scholarship-80/
これだけでも、たくさんの奨学金があることがわかります。
「貸与型の奨学金になってしまうのだけれども。。。」と思う方、
それでも良いじゃないですか。今行けば将来収入が増す機会が増しますし、何より留学をしたという経験が将来の糧になるはずですから。
「そもそも国が留学費用を賄うべきだ!」と思う方、
そんなことを言っても何も始まりません。どうすれば留学に行けるのかということを考えましょう。
留学費用はどこに行くのかによって変わってきます。物価の低いところに行けばあまりかからないでしょう。逆に物価の高いところでは、ものすごく高いです。
アメリカ合衆国を例にとりますと、カリフォルニアのサンフランシスコやLAなどは月の家賃10万~25万円です。アパートや寮でも。逆に内部に行けば月4,5万円でいけるところがあります。ここを例にしてもすごい差がありますので、費用が高すぎていけないということはないかと思います。
また、留学に行く前にコツコツアルバイトをして貯金することもできます。また、親や親戚に借金することもできる人も思いますので、恥ずかしがらずにやってみてもよいかと思います。
②日本にいるよりは命を失うまたは怪我をするリスクや犯罪に巻き込まれるリスクが増加する。
これも確かに世界は危ない場所が多いと思います。というより、日本が安全すぎるだけで、比較的治安が良い場所に行くことや各個人がきちんとリスク管理をおこなうだけで、最小にできるのではないかと思います。
どこが危ないのかは、外務省が渡航先の危険度をまとめてくれています。色が濃くなるほど危険なところです。中東、アフリカや中米などは避けた方がよいでしょう。
国・地域別の海外安全情報
出典:https://www.anzen.mofa.go.jp/
個人のリスク管理については、次回以降に解説していこうと思います。
もし、色が白くてもイメージだけで危ないと考える人がいれば、これは海外=危ないというイメージが染みついてしまっているのかも知れません。これについても、また今度解説していこうかなと思います。
ちょっとだけ説明すると、例えば世界中でテロが起こっていますよね。だからテロに巻き込まれたら死んでしまう、と思っている方が多いかと思います。ですが、欧米でテロにあう確率はご存じでしょうか。確か、日本にいて交通事故にあう確率より低かったと記憶しております。ということは、この2つの事実しか知らない場合、すぐに日本を出るべきでしょう(笑)。
なぜ、ネガティブなニュースばかりが目に付くかというとポジティブなニュースは売れないからです。例えば、今日は交通事故がありませんでした!のように小さなポジティブなニュースは記事になりません。放送もしません。なんでかというとカネにならないからです。洗脳とかそういうことではありません。マスコミも企業であるため、売れなければ食っていけません。ネガティブなニュースが売れやすいので、そうしているだけです。ですので、海外=危険という考えは払拭するべきでしょう。
参考文献
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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細かい話はそれまでにして、何が言いたいかというと、渡航先や個人のリスク管理をじっくり考えればそこまで危なくないのではないかと思うのです。逆に、みんなが日本にいたいと思う今、海外に出てほかの学生との差別化を図るべきかと思います。
③交換留学や語学留学の場合卒業が遅れるリスクがある。その結果、学費が1年分かかったり就活のスケジュールが乱たりすることがある。
読者が2年、同級生より遅れている場合は、就活で不利になってしまうリスクがあるので考えた方がよいのかもしれません。しかし、ストレート、1浪または1留くらいなら(さらに)1年くらい遅れても問題のではないでしょうか。学生以外に社会人になって長期間の休みを取るということはとても難しいはずです。起業する、フリーランスになる、MBAに行くや転職の合間など。どれも簡単ではないはずです。今の学生はおそらく100年近くは生きることでしょう。それなら、何も怖がる必要はありません。1年や2年くらい大したことないはずです。
④留学生活が辛くて精神的に病んでしまうリスク。
これは、例えば海外で友達ができずに一人になってしまう、日本が恋しいということや、現地人にいじめられるということが原因で精神的に病んでしまうリスクです。
そもそも、こういうことは起こりうるのでしょうか。確かに起こる可能性があるといっても差し支えないと思います。でも、なぜありそうもないネガティブなことばかりを考えるのでしょうか。
今まで、あなたが生きてきて、何かにチャレンジしたときに想定していたネガティブなことがそのまま起こったということはないかと思います。いつも思っていた悪い出来事が起きなかったあるいは想定より下回ったかと思います。人間はついネガティブな考えをしてしまうものです。
海外は例外なのでは?と思う学生も多いかと思います。確かにそうかもしれません。でも、実際に海外に行ったらすごい良かったと思うかもしれません、価値観や考えが変わるかもしれません、世界はこんなに面白いことであふれているのかと思うかもしれません。私自身はメリットの方がデメリットよりも大きいと考えています。もし、病んでしまったら日本に帰ればよいのです。デメリットばかり考えていないで、一歩を踏み出す勇気を持ってみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょうか。本日は留学のデメリットとその対応策?についてまとめてみました。次回は、留学のメリットをまとめてみようと思いますので、読んでみてください!
ありがとうございました!